小湊鐵道 集中豪雨により路盤流出被害 2区間で運休しバス代行 全線通しは3回乗り換え

小湊鐵道は、集中豪雨の影響により一部の区間を当分の間運休し、バスによる代行輸送を行います。

養老渓谷駅に到着する小湊鐵道キハ200形気動車(ちゃんこちゃんこ/写真AC)
養老渓谷駅に到着する小湊鐵道キハ200形気動車(ちゃんこちゃんこ/写真AC)

国土交通省の被害状況速報によると、梅雨前線の停滞により2021年7月3日(土)まで降り続いた集中豪雨により、小湊鐵道線は馬立駅〜上総牛久駅間および上総大久保駅〜養老渓谷駅間において路盤流出の被害が発生しています。この影響により、光風台駅〜上総牛久駅間、里見駅〜上総中野駅間の2つの区間が当分の間運休となります(路線図は下図を参照)。

運休区間ではバスによる代行輸送が行われます。代行バスは光風台駅〜上総牛久駅間で7月4日(日)から、里見駅〜上総中野駅間では7月5日(月)からの運転となります。

列車区間である五井駅〜光風台駅、上総牛久駅〜里見駅間については、減便ダイヤによる運転となります。光風台駅・上総牛久駅・里見駅で列車と代行バスとの接続が図られるため、運転時刻は通常ダイヤから大きく変更となる場合があります。なお、上総牛久駅〜上総中野駅間については列車・代行バスとも通常ダイヤより大幅に本数が少なくなっており、いすみ鉄道線との乗り継ぎも変更となるため、利用には注意が必要です。

【路線図で解説】小湊鐵道 集中豪雨の影響により一部区間運休

なお、観光列車「房総里山トロッコ」は当分の間、全便運休となります。復旧までの列車・代行バス時刻表は小湊鐵道公式サイトに掲載されています。